原子力発電所の建物の中には
原子炉の中にある「核燃料」と
使い終わった「使用済み核燃料」がおいてある。

「核燃料」は厳重な格納容器の中にあるけど
「使用済み核燃料」は原発の建物の中で鉄板をかぶせてあるだけ。

どちらも常に冷たい水を循環させて冷やしつづけないといけない。もし水が来なくなったら、すぐに熱くなって、水が蒸発して、メルトダウンして、外気に放出される、いわゆる放射能漏れを起こすのだ。

ではどれくらいの期間、冷やさないといけないか?

少なくとも1000年。

一度でも「核燃料」を使うと「数万年」放射能を出し続けるのです。
これは「核燃料」も「使用済み核燃料」も同じなの。

えーーーー?ですよね。

◆さてその使用済み核燃料の量の話へ・・・。

日本全国の原発の建物の中にある「核燃料プール(使用済み核燃料を冷やす場所)」の容量が現在約2万トン分あるそうだ。で、すでに1万4千トン使っていて、残りがあと6千トン分しかない。

日本の全原発を動かすと1年に千トンずつ使用済み核燃料が増えていくので、6年で満杯になる計算だ。

青森六ヶ所村の「使用済み核燃料」貯蔵庫の容量は3000トン分で、すでに2860トンが使われている。

原発を増やし続けて核燃料プールを増やす?ってバカなことしか手がない状態なのがよくわかる。

◆さて核燃料のウランの量の話へ。

広島の原爆のウランの量は50キログラム。

チェルノブイリ4号機が190キログラム。
そのうち50キログラムが放射能漏れで外気へ。

福島原発1~6号機の原子炉の中にある「核燃料のウラン」の量は
ざっと100,000キログラム(10万キログラム)

福島原発1~6号機の核燃料プールの中にある「使用済み核燃料のウラン」の量は
ざっと1,000,000キログラム(100万キログラム)


チェルノブイリでは
年間5ミリシーベルトまで人体に浴びてよい・・という基準で
半径300キロが居住禁止
半径600キロが農業禁止。

福島原発1~6号機のうちメルトダウンした「核燃料」の量がはっきりしないが、1~4号機が全部メルトダウンしてるとして・・

約6万キログラム。

チェルノブイリの1200倍?

10%だったとしても120倍。
1%でも12倍。。

また・・
4号機の使用済み核燃料プールが地震で崩落するんじゃないかという話。崩落すると推定で14万キログラムのウランが大気中へ。

メルトダウンの分と合わせて約20万キログラム。

チェルノブイリの4000倍か。。

地球全部が居住禁止になってもおかしくない数値。

計算間違いがなければ地球的大騒ぎになる。
海外メディアが大騒ぎしているのはこのためだ。

本当だったらもうオホホホホ~って笑うしかない。あとは死ぬまで面白おかしくやろうじゃん・・ってなるわなー。

でも裏話で放射能浴びても大丈夫なようにDNAが進化?するという話もあったり。

日本では年間20ミリシーベルトまで浴びてよい・・という基準。これは1年で十分体調に異変を起こすといわれている基準。

実際にフクシマで何が起こっているのか。
情報統制。
農産物。
東京だって十分被災地。

テロが起こって世界中のどこかの原発がひとつでもミサイル打ち込まれたら地球って終わるなーと。

我々はすごく危うい世界に住んでますな~。

*数値はネット上からの情報です。どれくらいのことが起こっているのかをわかりやすくするために大雑把な数値のみを扱っています。