【前回12月の衆院選:国民が選んだ自民党の実際】

選挙が終わってテレビでは
「自民党=デフレ脱却、憲法改正」
っていうふうになっている。

テレビのコメンテーターはこの選挙の自民圧勝の原因を
「国民が原発を争点にすることをやめて
目の前の経済のことを国民が選んだ結果でしょう」
みたいに言い出した。

そうくるとは思ってましたが
騙されてはいけませんよ。

「争点」をぼかしたのは政治家とマスコミ(テレビと新聞)の方なのですね。

最初は「原発」「TPP」「消費税増税」
が争点だった。

大事な争点である「原発」に関しては
最初は

自民=原発再稼働
未来=10年で完璧ストップ
社民=今すぐストップ

などわかりやすかったが

自民が途中でいい方を変えたのがポイントだ。

自民=方向は脱原発だが現実をふまえながらやる

というふうに変わったので
未来や社民が「方策がなく夢だけを語っているのでは?」
を思われるようになってしまった。
脱原発の方向が同じなのであれば現実的にやってくれる方が
いいよな~なんて思っちゃった訳だ。

そして六ヶ月たって自民さんは堂々と原発再稼動路線まっしぐらですね。

TPPに関しても賛成、反対というわかりやすい感じではなく
「◎◎という条件なら賛成」とか「話をよく聞いて考えてみる」
など国民が選びにくいような感じに変わっていったのである。

だから「争点」にならなかった、というより
各政党が「争点」にならないように国民を煙に巻いたのである。

☆全紙朝刊一面に「自民党単独過半数」なんて記事が出た。
あれを見て「自民党はもう大丈夫だから国民は他の政党に入れるのでは?」
とテレビでは言っていたが実際はちがう。

「もう決まりだから選挙に行くのやめよう」
と約40,000,000人(4千万人)を棄権させる原因となったであろうことには
テレビでも全く触れていない。4千万人が投票に行ってたらずいぶん変わっただろうと思う。


【この前の衆議院選挙の総括。国民の判断は実にマトモ。政党の受
け皿準備不足が自民圧勝の原因。今回も同じか?】

この政党に任せたい!!!という国民の意識を
ダイレクトに反映したのが比例区の得票率だと思います。

自民党の比例区の得票率は前回よりも低いです。

前々回の衆院選 自民得票率 26.7%(55議席)←民主党圧勝の選挙 
前回の衆院選  自民得票率 23.6%(57議席)

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前回の衆議院の選挙、国民は民主党に代わる政党を求めていたと思
います。

自民党  比例 得票率 23.6%
民主党  比例 得票率 18.8%
維新+みんな+未来の合計   比例 得票率 38.4%

国民の意識はマトモだったと思いますね。
ただその受け皿を政治家が準備できなかったということでしょう。

マスコミはほとんど触れませんが
国民の意識はマトモだったということを
まず理解しましょう。

そして今回の参院選もたぶん国民の意識はマトモでマトモに選ぶと
思うんだが
自民党に入れたくない国民がどこに入れたらいいのかわからん?
という状態で前回の衆院選と同じく票が割れる可能性が高い。結果、自民の圧勝になるだ
ろうということ。



また前回の衆院選で自民が圧勝したもうひとつの原因だが
小選挙区は地域によっては「選択の余地がない」
という状況になっており
自民か民主かどちらか?を
迫られる場合も多かったと思うが
その場合、浮動票はやはり自民に入ったのだろうと思う。

☆テレビのCMにたーくさん出ていたのは
自民と民主ばっかり。みんなのCM見たのは1回だけ。

自民と民主ばかり出て来ると

民主=「うそつき」
自民=「できることを公約します」

という単純な構図だけが浮き彫りになる。

第3局は見事に「票が割れて」しまった。
これは民主の「とつぜん解散」が原因。
第3局をひとつにまとめる時間を第3極に与えなかった。
民主は自民を勝たせるために「とつぜん解散」をしたのではないかと
思うほど。

第3極はどこにいれようか?で票が割れたこと、
「民主はうそつき」で自民に流れた浮動票と
自民の組織票で小選挙区は自民が圧勝したのだ。

今回の参院選も自民以外の票は割れに割れるだろう。
自民に入れたくない人はどこに入れたらいいのかわかんなくなってる。

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結論

国民は、とってもわかりやすいイエスかノーくらいの
ことでしか判断できないくらいの頭の悪さ(思考停止状態)になっている。

でもこれは実は頭が悪いのではなく、
仕事や子育てや介護などで政治のことをゆっくり考える時間や余裕がない
という生活状況に追い込まれている。または巷でささやかれはじめている
心療内科が出す「薬」が原因でまっとうな判断ができなくなっているからだ、という見方が信憑性を増して来ている。

やっとホッとする時間に見るテレビや新聞に
政治家やマスコミは「誘導する仕掛け」を作る。

新聞で「世論調査自民圧勝」と出し「選挙に行っても仕方ないやん」と思わせる。そして選挙に行かないのは国民の責任、って言う。
単細胞状態で誘導されただけなのに「選んだのは国民です」とニュースで言われる。

さて、今回の参院選、私が思う争点にすべき点は「96条改正」「原発」「TPP」の3つだ。原発だけでも突き詰めていけばかなりやりがいのある選挙になるだろうけど、マスコミは国民の目を原発から反らすだろうと思うわけ。96条改正についてもTPPについてもちゃんと理解するととんでもないことがわかるんだが、国民がそれを理解するまでに時間がかかって選挙に間に合わないだろう。アベノミクスで景気がよくなった人が増えたとニュースでやってたが誰もインタビューには出てこない。あとは戦局はどうだとか、ねじれ国会がどうだとかどうでもいいことにニュースの時間を費やすのが関の山だ。

<ここまで読んでいただいた読者の方に考えてほしいこと>

誰かの言うことを聞いているだけ(受け身)ではダメだ。
その人が言う内容の3割しか入ってこない。
ニセ情報の場合だってある。
一方、自分から「探りに行く」と
欲しい内容の30倍以上の情報が入ってくる。
そして多方面から探ることになるので
「真実」が見え始める。
情報はインターネットで探りやすくなったとはいえ
ニセモノも含まれた玉石混合であることは確かだ。
だけどその中から「玉」を見抜く目ができるのが本当の「目利き」
だ。

受けるのか、攻めるのか、どっちだ?


ぜひ一人でも多くの人が「攻める人」になってほしい。