僕らには肉体があるわけで
すなわち五感があるわけで
五感を通じて感じることは
とっても貴重なことだと
あの世では言われているようです。

見てうっとりするものを見てますか。

心地よい音を聞いてますか。

おいしいものを味わってますか。

いい臭いを嗅いでますか。

気持ちのいい肌触りを味わってますか。


気持ちのいい時間が多ければ多いほど
人間は幸せだと思う。

だけど、

見たくないほど醜いものや
ひどい音や
まずい食べ物や
へんな臭いや
感じのわるい肌触りのものが
あるから
その反面の「気持ちいいもの」が
味わえる。

冬があるから春が素敵に思える。
夜があるから朝が素敵に思える。
嫌な人がいるからいい人の有り難さがわかる。
嫌な仕事があるから、休みの有り難さがわかる。

僕は
冬10%、夏90%くらいがいいな。
夏はクーラー付きじゃないと嫌だけど。

あとは
黄昏時のグラデーションが好き。
昼と夜がないと味わえない時間だよね。

嫌な人は僕にとって嫌な役を演じてくれて
相手からすると僕は相手にとって嫌な人を演じている。
だからお互い、いい人の有り難さがわかるってもんだ。

出典:日本才能学研究所(LR)