太鼓チームを始めた頃に
海外経験なしの子がいた。

ある飲み会の時に
その子はブラジルに行きたがっていたが
ブラジルは治安がよくないと
聞いていたのでちょっと怖い、
というような話になった。

ある別の人は
「まずは安全な東南アジア、タイとかカンボジア、ベトナムあたりで
経験積んでからブラジル行った方がいいんじゃない?」
と言ったが
僕の意見は違った。

「今、一番行きたいところにすぐに行った方がいい。」
と僕は言った。

結局彼女はブラジルへ行ったと
記憶している。

僕の人生って
一番行きたいところは若いころからずっとわかっていたのだが
自分で気づかないふりをしていた。

どういう精神状態だったかというと
その核心の部分に行ってみて、もし違ってたらどうしよう、
っていつも思っていた。

だから「核心の周辺」のことをいろいろやってみた。

やってみた結果
「あ、やっぱり違ったわ。」
「あ、これもやってみたけど、やっぱり違う。」
みたいに
周辺のことをやってそれが違うことの証明を
自分にし続けていたのだ。

一番好きなクラスの女の子に告白する勇気がないから
それほど好きでもない他の女子をからかってた、
みたいな感じだ。

こういうのって
不思議と
相似形なんだよね~。

人との関わり合いって
親との関わり合いと相似形だし
仕事への関わり合いにも通じてくる。

どの進路にすすもうかと
思っていたあの時代に欲しかったな~
って思うのは
自分の気持ちを理解して
引き出してくれて
背中を押してくれる人。

そういう人がいたら
世界はまた別のものになっていたのかな~って思う。

だからと言って僕は後悔はしていない。
(少しはあるけど)

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36日目その1