昨日までのおさらいをしてみる。

(成功哲学的アプローチ)
最初に大きな夢や目標をイメージして
そこに成功哲学のノウハウをぶち込んで努力しても
うまくいくことは少ない。
→「成功してフェラーリに乗る」を目標設定してもなかなかうまくいかない。
→「ハンサム、背が180cm以上、年収1000万の結婚相手」を探してもなかなか上手くいかない。
→自己啓発難民を大量生産することになっている。

(実際的成功アプローチ)
「好き」なことを小さくてもいいからやり始める、
もしくは、「好き」だから人に言われなくても
勝手に自分でやってた、というところから
やり続けるうちに「運命を変える偶然の出会い」があり
大成功になる。
→フェラーリ試乗会に行ってしまっている。試乗会によく出没する人として有名になってフェラーリ社から声をかけられたりして...(その後いろいろ展開)
→話の合う人と友達からスタートして偶然「きゅん」とする瞬間があって「恋」に変わる。

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成功哲学を学びはじめた頃、ほぼ同時に
僕は「UD16」の世界に出会っていた。

UD16のカテゴリーの中で僕は「舞台星人」と診断された。
各カテゴリーには
それぞれの持つ「無尽蔵エネルギーの流れ」というものがある。(これは初めて言うかもしれない)
「これさえあれば、どれだけやっても飽きない」とか
「これさえあれば、飯を食うのを忘れるほど夢中になれる」とか
「これさえあれば、エネルギーが無限に湧き出て絶対枯れることはない」
ということ。

では舞台星人の「無尽蔵エネルギーの流れ」は何かというと
端的に一言で言うと

「リアルタイムの反応」

なのだ。

例をあげると
「わっ」と驚かせて、相手が「ぎゃー」とリアルタイムで驚いてくれると
めちゃくちゃ嬉しいのだ。
又は
「みんなで歌を歌おう」と言って、リアルタイムでみんなが歌を歌ってくれたら
めちゃくちゃ嬉しいのだ。

これができるなら、僕は寝なくても大丈夫。
いわゆる「三度の飯より好きなこと」、「ほっておいてもやり続けられること」なのだ。

これに気づいたのが学生時代に高知県のユースホステルで
夜、僕が仕切ってお客さんを楽しませた体験だった。
それから約10年後、UD16で「君は舞台星人」と診断され
舞台星人の無尽蔵エネルギーは「リアルタイムの反応」から流れてくる、
ということを教えてもらい、「間違いない!」と確信したのだった。

あと、舞台と言ってもなんでもよかったわけではない。
シェークスピア、漫才、落語、演劇、狂言、能、白鳥の湖などいろいろあるが
僕は「ブラックミュージック&ダンス」が好きだったのだ。

中学、高校の頃は
図書館で「ジャンボアフリカ」というアフリカのガーナを紹介した本にハマり
UCLAのフットボールが日本に来てハマり
陸上のカールルイスやアシュフォードにハマり
アースウインド&ファイヤーやマイケルジャクソンにハマり
黒人奴隷制度にめちゃ興味が出てきたし
キング牧師やマルコムXなどにも興味が出てきたし
「ハーレムに生まれて」という本にハマり
兼高かおるがNYについて書いた本にもハマり
エンターテイメントの都ニューヨーク、そしてハーレムという街にめちゃ興味が出てきたし
NCAAバスケットが大阪城ホールに来た時に
チケットをとって1人で出かけて行って黒人選手に話しかけたり
大学では
文学部米文学科黒人文学を専攻して
(全米1学費が安いというのが理由だったがそこが偶然)黒人の多いアメリカ南部の大学に1年間留学したり..
教員になってからは
合唱コンクールでゴスペルをやったり
文化祭でミュージカル「ストンプ」をやったり
道徳の授業で「I have a dream」をやったりと
実はブラックカルチャーに関しては筋金入りなのだ。

つまり成功するには、
「才能(好き)×(好きな)コンテンツ」の掛け合わせが必要であり
僕の場合は
「舞台星人としての才能×ブラックカルチャー」
だったわけである。

成功哲学を使ってたくさんの目標設定をしたが
あっと言う間に達成したのは
「リアルタイムの反応を感じられる舞台×ブラックミュージック」に関連するものばかりだった。


教員時代も含め成功哲学を学びはじめて5年以内に達成したことの一部を言うと...

🔷年3回(春休み、夏休み、冬休み)の海外旅行を4年連続達成。
(旅という舞台×ブラックカルチャー文化のある国々)

🔷全く新しい方法で少ない練習時間で柔道部を全国レベルへ導く。
(柔道という舞台×右脳的手法による指導=アフリカの密教)*「生徒の成長」が「リアルタイムの反応」

🔷生徒たちだけでクラス運営ができる方法を身につける。
(クラスという舞台×右脳的手法による指導=アフリカの密教)*「生徒の成長」が「リアルタイムの反応」

🔷教員をしながら1年にゴスペルライブを24回達成。
(ライブという舞台×ブラックゴスペル)

🔷写真展(グループ展、個展)を東京、京都、大阪で計4回開催。
(写真展という舞台×ブラックカルチャー文化の国々で撮影した写真)

🔷企業のカレンダーに自分の写真が採用される。
(カレンダーという舞台×ブラックカルチャー文化の国々で撮影した写真)

🔷自分の写真のポストカードを1000枚製作、いろんなところに置いてもらう。
(ポストカードという舞台×ブラッックカルチャー文化の国々で撮影した写真)

🔷ジャズバーでジャムセッションに参加、ジャズピアニストデビュー。
(ジャズバーという舞台×ジャズピアノ)

🔷ミュージカルワークショップでミュージカルダンサーデビュー。
(劇団四季プロデュースの舞台×ミュージカル=ブラックカルチャーが盛んなニューヨークを舞台にしたウェストサイド物語)
などなど。

一方、全く達成しなかったのが
お金に関すること。

当時、僕は母親名義でネットワークビジネスにチャレンジもしていたのだが
いくら「年収1000万!」という目標設定を立てては見るものの
「舞台星人」は実はお金には全く興味がないので
ちょっとやってダメなら、「ダメだ~。面白くない~。」となって
すぐ諦めていた。
もし「お金を稼ぐ」ことが好きだったら
一回やってダメでもまたチャンレジしていたと思う。

言い方を変えると

「お金より、舞台やブラックミュージックが好き」

だったので、「お金を稼ぐ」ということに対しては
すき好んでやらなかったのである。
「ネットワークビジネスという舞台(無理があるな~)×金儲け」となり
ブラックカルチャー的要素が全くなかったので
やる気がでなかったのである。

あと「柔道部で全国大会ベスト8」という目標設定もしたけど
これも無理だった。
なぜか?
振り返ってみると、「全国ベスト8になったらかっこいいやろなー」
という下心からの目標設定だったからだ。
中学の柔道部ってのは、やはり柔道を通じて子供達が成長する場であり
僕は「本当の意味で子供達が成長できる」ことなら興味があった。
もし仮に子供達が「全国ベスト8になりたい」と本気で言ってたならば
僕も頑張ったかもしれない。だけど子供達が本気でそう言うためには
少なくとも全国大会に出場できるレベルになってることが最低限必要だったと思う。
当時はまだ京都府で優勝を争うくらいのレベルだったからね~。

「柔道という舞台×全国ベスト8になってかっこいい」では
ここにもブラックカルチャー的要素が全く入ってなかったのである。

つまり!

どんな人間も持っているUD16のカテゴリーの

1 無尽蔵エネルギーの流れ
2 取り組む対象であるコンテンツ

この2つが揃わないと
「成功」しないのである。

単発や短期の成功ということならば、その1と2だけでいける。
が、長期的で組織的なことになってくると
そこに「実際的成功アプローチ」の偶然の出会いという要素が
必要になってくる。
それを僕のことを例に出して言ってみると
次のようになる。

「ブラックミュージック&ダンスの舞台」にかかわることを
人に言われなくても勝手に僕は子供の頃からずっとやってきた。
ずっとやっているうちに
一生続けたいと思えるコンテンツに「偶然」ブラジルで出会った。
それが取り組んで8年目になるアフリカ系ブラジルパーカッションなのである。
はじめたときは、とにかくブラジルで一緒に叩いていた仲間と集まってまた
叩きたいね、というところからスタートした。
その頃はただただ楽しかった。将来どうなるか、どうするか、なんて全く考えてなかったし
最初はストリートでいろんな人に怒られながらやってたけど、その都度いろいろ工夫した。
そのうちにうちらの音楽に合わせて踊ってくれる人たちや
感動してくれる人たちが現れてきてくれて
お客さんの反応が僕らの「やりがい」になって行った。
もちろんいろいろ問題もあったけどこんなに楽しいことを辞めようとは微塵も思わなかったし、
今も問題はいろいろあるがメンバーやいろんな人たちのおかげで
ここまで成長してこれたのは大成功だと思うのだ。
そして今、「2050年まで続ける」という目標が出来た。
まさに「実際的成功アプローチ」そのものになっている。

*(実際的成功アプローチ)
「好き」なことを小さくてもいいからやり始める、
もしくは、「好き」だから人に言われなくても
勝手に自分でやってた、というところから
やり続けるうちに「運命を変える偶然の出会い」があり
大成功になる。
参考

自分のことをここまで分析したものを書いて人に見せるのは
はじめてだと思う。振り返ると自分のことがよくわかりますね。書くって勉強になります。

ただ僕と同じ「舞台星人」の人にはすごく面白い話になってると思うが
他の星人の人にとってはあまり面白くない話だったと思う。
そんなもんなんです。
まずは自分ですから。

ということで
あなたにも好きだからこそ続けられる「UD16才能」×「コンテンツ」があるはず。
あなたのUD16の才能に沿った話を僕はいつでもできます。
興味のある方はいつでも午後TEAプロジェクトまで!

最後に「自己啓発難民量産」のネタを提供していただいた
鈴木氏に感謝したいと思います。

自己啓発難民を量産する「思えば叶う」の欺瞞 嘘まみれの成功者達の物語、ノウハウの毒
文=鈴木領一/ビジネス・コーチ、ビジネス・プロデューサー
http://biz-journal.jp/2014/11/post_7471.html
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