「リーダー研修会」って何をイメージしますかね?

僕は高校生の夏休みに行った
「リーダー研修会」を思い出す。

各クラスの学級長とか生徒会の役員などが集まり
1泊2日でちょっと遠い研修所みたいなところに行くのだ。

研修って言っても
何をしたのか全く覚えていない。
覚えてるのは他のクラスで話したことはないが
野球部でちょっと有名だった奴といろいろしゃべれたことと
夜にやったキャンプファイヤーだけだ。

要はそういうリーダー同士のネットワーク作りを
意図してたんかな?と高校生の頃は思っていた。

時代は流れて
なんとその私が
中学校の教師になってしまった。

夏休みにリーダー研修会の引率側として
出かけて行った。

一番印象深く覚えているのは
カレーを作った飯盒炊飯のみ(笑)
あとは班に分けて
「いいクラスを作るには」というテーマで
話し合って
大きな紙にそのまとめを書いて
みんなの前で発表するという
お決まりのパターンだ。
なんとなく生徒たちは
やった気になっている。

しかし僕からするとぜんぜんパッとしない
というのが率直な感想だ。

なんでパッとしないかが
ハッキリとわかったのが
以前ブログで書いた
放送委員会担当から学級長委員会担当に
なったときだった。

以前から学級長委員会担当にいる先輩教員にこう言われた。

「生徒らに決めさせるんじゃないで。
自分らで決めたと思わせて
教師側がきちっとコントロールしないとあかんで。」

この言葉で
一気にやる気がなくなっことだけは
今でも鮮明に覚えている。

すべての学校がこんな調子でやっているとは思いたくないが
文科省の下の教育委員会からのエネルギーを
汲んでいる日本の学校は
どこも同じなんじゃないの?って思う。

いつの時代も
こういう官僚的なやり方を推し進めようとする管理職と
それに反抗しながら生徒のために頑張る現場の先生たちの
鬩ぎ合いがあるのだろうと思う。

「リーダー」とはなんぞや?

もとい

「真のリーダーとはなんぞや?」

学級長委員会の中で
先生たちに認められて褒められる委員長もリーダーだけど
そういう枠にとらわれることなく
学校の外でちょっと悪いことをしているようなグループのリーダーも
リーダーなのだ。

どんなリーダーがこれからの日本に
必要になってくるのかね。





*才能学ブログ1日2投稿100日チャレンジ中!
74日目その2

午後TEAプロジェクト「UD16個別診断」随時開催中!
元中学教師でパーカッショニストの代表のプロフィールはコチラ