自分の天職を知るために
3本の矢が必要である、という話を
ここ最近ずっと展開してきている。

第1の矢は縦軸の「魂年齢」であり
第2の矢は横軸の「魂次元」である。

特に第2の矢である「魂次元」の中で
次元間対立がよく起こる。

今までのブログでは
「実務系」VS「感性系」
「理論派」VS「感覚派」
と話を展開してきたが
いよいよそれらをベースに
この世で永久になくなることのない
「保守」VS「革新」
について今日は述べることにする。
DSC00178

◆1〜3魂次元の人たちに多い「保守」

保守ゾーンの人たちは
同じことを繰り返すことが好きであり
変わることを嫌う傾向にある。

変わるにしても
ほんの少しずつ変えていく
という方法を好む。

そしてルールや規則や計画や常識
のっとり行動することを何より大事にする。

だから
納税は国民の義務、
子供の教育も国民の義務、
何事も常識の範囲でやる、
目上の人の言うことは聞く、
格式張った場所では
それなりの服装をする、
政府が新しい法律を決めたら
それがどんなものであろうと
それに従うし、いち早く対応策を考える、
というようなことになる。

いわゆる
保守ゾーンの人たちは
組織の中にいることがとても得意なのだ。

学校の中でも
ルールや規則に従う生徒
先生の言うことに黙って従う生徒は
「いい子」になれる訳だ。

管理されることを好む、という言い方もあるが
きちんと管理された組織の方が心地よい、
という感じなのである。

◆5〜7魂次元の人たちに多い「革新」

一方、5〜7魂次元の人たちは
1〜3魂次元の人たちが守ろうとしているものを
全く大事に思わない傾向にある。
大事に思わないどころか
そんなものはぶっ潰して
新しい世の中を作るんだ!

という急進派も時々現れる。

常に宇宙からのメッセージを受けている5〜7魂次元の人たちは
結果として非常にオリジナリティに溢れた人間になる。
そして「既存のこと」をすることや「既存のもの」を作ることを
とても嫌うのだ。

作品を作るなら
意地でも今までの世の中にないものを
作りたい、と思ってしまうし
「生きる」ことにしても
意地でも他の人の生き方と違う生き方を
してやる、というようなところがある。

だからとても破天荒な人生になることが多い。

もちろん
保守体質の学校や組織に馴染めるはずもなく
だいたい反発して学校に行かなくなったり
不良になったりすることが多い。
それも「知的な不良」だ。

◆保守VS革新のバトル


才能学のUD16のマトリックスが見えてないと
どの魂次元の人たちも「自分の感覚が絶対正しい」と
信じて疑わない。

そして多くの人は
そういう(実は偏った)自分の感覚を
世の中の真実
だと信じ
すべての人に押し付けようとするのだ。

5〜7魂次元の革新派で破天荒な父親は
「人と同じことをするな。常識や人の目を気にせずに自分にしかできないことをやれ。」
と自分の子供達に言い続ける。

それを聞いて5〜7魂次元の子供はめちゃくちゃ喜ぶが
1〜3魂次元の子供は「ええ〜〜っ」と実は困惑している。

「お前のとうちゃん、変やね〜」と言われても
5〜7魂次元の子供は「変なのがええんやないけ〜」と言いかえすが
1〜3魂次元の子供は「変」と言われるのが恥ずかしくて仕方がないのだ。
他の同じような常識的なとうちゃんになってほしい〜と心の中で思い続けているのだ。

逆も然り。

1〜3魂次元の父親は
「いいか、東大を出て官僚になるんだぞ。」と言うかもしれない。
1〜3魂次元の子供は親の期待に見事に応える才能があり、自分もそれを求めているので
親にも認められ1〜3魂次元場で成功することができる。

しかし5〜7魂次元の子供は早い時期から反発することが多い。
親からは叱られ、「お前はどうしようもない」と言われ
やがて勘当されたりすることもある。

いつの時代も力の弱いものが泣きを見るのだ。

◆学校での次元間バトル


5〜7魂次元の子供達が陥るのは
学校にいる1〜3魂次元の先生と意見が合わない

ということだ。

1〜3魂次元の保守派の先生は
規則を守るのが当たり前、
先生のいうことを聞くのが当たり前、
ということしか頭にない。

そして規則を守れなかったり
目上の人のいうことを聞けない子供は
大人になっても社会の役に立つはずがない、
と信じて疑わないのだ。

ところが5〜7魂次元の生徒たちは
1〜3魂次元の先生よりもはるかに
繊細でいろんなことを感じているにもかかわらず
そのことを1〜3魂次元の先生たちは
まるで理解してくれない、
というところがストレスになるのだ。

規則重視の学校であっても
芸術系に多い5〜7魂次元の先生は
そういう子供達を理解してくれることが時たまある。

◆5次元ゾーンの僕が中学教師だったときのこと

僕が中学教師の時
非常に規則が厳しくて
規則に反すると罰も厳しい学校にいたのだが
僕自身が「規則を生徒に押し付ける先生」を
演じなくてはならなかったのがとても辛かった。

要は、教師たちも規則に縛られており
規則に縛られた教師たちが生徒たちも規則で縛る、
ということになっていただけなのだ。

僕はそんな学校の中で
管理職に対してモノを申したこともあったが
それで学校は変わるはずもなく
相変わらず1〜3魂次元の保守派の先生たちが
幅を利かせてびしばしと教師や生徒たちを管理をしていた。

僕の魂次元は5次元あたりにあるのだが
そんな僕が1〜3魂次元保守ゾーンの
学校に長くいれるはずもなかったのは
想像するに容易いと思う。

僕が5〜7魂次元であることの証拠
このブログのテーマでもある非常に革新的な才能学を
展開しているということだ。
(全く常識的ではないですよね)


◆個性重視の学校になったときどうなるか

規則重視から個性重視の学校になったとき
困るのは1〜3魂次元の子供達だ。

「何をやりたいの?」
と聞かれた時に
5〜7魂次元の子供達は
宇宙からいろいろメッセージが来ているので
それを口に出せば済むが
1〜3魂次元の子供達は
感じる力があまりないため
「決められたことをする」とか
「先生に言われた通りのことをする」
ということの方を好むのだ。

逆に困ることになるのが目に見えている。

◆天職を得るためのヒントのまとめ

1〜3魂次元の人たちは
規則やルールで管理されている組織的な職場の方が向いている。
そして既存の価値や常識などを守っていく立場に立つとよい。

一方、5〜7魂次元の人たちは
規則やルールで管理されている場からなるべく早く
離れるのがよい。
自分の感覚で自由にモノづくりや自己表現などをできる
環境が向いている。

生まれた家庭環境や
学校の環境で
力を持っている人が
どの魂次元の人なのか?
ということの影響力は
とてもつもなく大きい。


どんぴしゃ当たれば
子供の才能はぐんぐん伸びるが
外れると
子供時代に才能の芽を摘み取られることは
非常に多い。

だが「反骨精神」を身につけて
大人になって自分の本来の生き方を
する人も多いのだ。

保守は保守の場で
革新は革新の場で
それぞれが才能をフルに使って
活躍できるのがよい。

そして
すべてのものに
場を守るエネルギーと
場から出て活動するエネルギーがあって
その2つのエネルギーがあるから
バランスを保っていられるように、
保守と革新のどちらかが正しい!という
偏った意見に陥るのではなく
地球がバランスを保ちながら徐々に進化していくためには
保守も革新もどちらも大事なのだ
ということに
一人でも多く早く気づいてほしいと
思っている。






◆メルマガを発行しています

才能学.com 日本才能学研究所発行のメールマガジンです。生まれ持ってきた才能「三度の飯より好きなこと」を発動させて天職を開発し、張り裂けるような喜びを味わいたい方のための情報、ヒント、コツ、そして包み込むような愛と勇気が満載!コンテンツは今週のイチオシ記事、ブログ記事執筆秘話、何度でも読みたい珠玉の永久保存版記事、ブログでは言えないぶっちゃけ話、メルマガ登録者だけのキャンペーン情報、他のろけ話、もう大変な話、季節の出来事、世界の動向、それでも腹の立つ話などを不定期でお届け致します。登録はコチラ

◆著者プロフィール

 Tadashi Shichijo / 京都生まれ東京在住。元公立中学英語教師&世界中を旅する。人生は舞台!「生まれてきてよかった!」という一生を支えるエクスタシーの瞬間をひとりでも多くの人に味わってもらうために才能発見、天職開発の仕事をしています。7次元舞台製作プロダクション銀座七海人代表。暖かい季節は野外系パーカッショニストもやっています。東京下町を自転車やバイクでぷらぷらするのが好き。
詳しいプロフィールはコチラ

◆天職16分野パーソナルチェック

【天職16分野とは】
人間の天職分野はおおよそ16に分けることができ、全ての人が少なくとも16の中のどれか1つの分野で発揮できる才能(特殊能力)を持って生まれてきており、そのパフォーマンスの特徴は一生変わることはない、という右脳左脳理論と次元論をベースにした才能学である。
詳細&お申し込みはコチラからお願いします。