天職選びの3本の矢シリーズ、
今日はいよいよ3本目の矢。

◆1本目の矢と2本目の矢を復習

1本目の矢の魂年齢と
2本目の矢の魂次元は
生まれ持ってきた才能なので
変えようと思っても変えることができない。

例えば
魂年齢10歳の人が
地球の役に立つ人間になりたいから
魂年齢100歳になりたい、
と思っても「魂年齢自体」は変わらないのだ。

もちろん魂年齢10歳であっても
地球の役に立つ仕事ができない訳ではない。

人間、実は何だってできる。
ただそれに見合った才能がないと
頑張ってやらなくてはいけなかったり
ストレスと引き換えにやろうと思えばできる、
ということになる。

才能がないことを嫌々やる必要はどこにもない。
才能のある人に任せればあなたの10倍以上の速さで
スイスイやってしまうのだから。それも喜んで!

才能を発揮して輝いている人を見たら、こう思えばいい。
自分にもあの人のように発揮できる別の種類の才能があるのだ、と。

◆心の周波数は努力次第、気持ちひとつで変えることができる

心の周波数は
大きく2つに分けると次のようになる。
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【ハイゾーン】
うまくいかないことがあると
現状を改善するための天使のサインなので
ラッキーと思える心

【ローゾーン】
うまくいかないことがあると
全部人のせいにして人を責める心

◆ハイゾーン

ハイゾーンの人は
要は「天職を生きている人」または
「天職を生きようと決断した人」または
「天職を生きようと考えている人」だ。

もう少し言うと
「なんでも人のせいにする弱い自分」を認めて
自分の身に起こっていることは全部自分の決断の結果(たとえ誰かに言われたことでもそうすると決めたのは自分だ)だと
全責任を受け止める覚悟ができている人ということになる。

天職の道は基本的に
とても自分らしくいられることができるし
才能を発揮してそれが結果に結びつきやすく
なにより「生まれてきてよかった」というレベルの
喜びを得ることができる。

なので、心にも余裕がある状態が続き
うまくいかないことがあっても
それを「ピンチはチャンス」とか「今こそ変化の時!」と
常に前向きに捉えることができるのだ。

山があっても谷があっても
そこは自分がいて「じ〜〜〜ん」と痺れる空間だから
山も谷も楽しいのだ。ある意味「天国」とも言える。

人間力も人間性も精神力も高くないと
存在できないゾーンだ。

ローゾーンの人は「ピンチがチャンス」なんて思えないよ。だってチャンスに変えて改善したとしても仕事自体が面白くない訳だから改善したってなんの意味もないって思ってしまう。
むしろピンチがきたら逃げ出したくなる。だけど、それがローゾーンでは普通だ。だけどその人の性格が悪い!と責めたり、「もっと積極的になれよ」と言うのも才能学では間違いになる。

◆ローゾーン

ローゾーンは天職の道の手前のゾーンだ。

なんでこんな嫌な仕事をしなくちゃいけないの?
あ〜仕事行くの嫌だな〜。
できるだけ楽をしてお金を稼ぎたい。
なんとかサボる方法ないかな。
朝起きて仕事のことを考えると吐き気がして目眩がする。
日曜の夜にサザエさんの歌を聴くととても憂鬱になる。


僕も以前いたゾーンなので
そのゾーンにいる人の気持ちは痛いほどわかる。

規則の厳しい公立学校の英語教師だったとき、
自分がされて嫌なこと(規則を押しつけられる)を
生徒に押しつけざるを得ない自分が嫌で嫌で仕方がなく
もちろん自分の良さ(才能)はほぼ発揮されず
事は悪い方へ悪い方へどんどん加速度を増していき、
この状態が公務員定年の60歳まであと30年も続くの?
と思った時、目の前が真っ暗になったのを覚えている。

うまくいかないことは
全部生徒のせい、
他の教員のせい、
生徒の親のせい、
って思っていて
全く自分に矢が向かなかった。
でもそういうものだ。

教頭先生の夢「60歳で引退したらシルクロードに行きたい」を聞いた時、「リオのカーニバルに行きたい」という夢を持っていた僕は、今すぐに教師を辞めなくてはいけないと思った。60歳まで今の嫌な自分のまま教師を続けて、引退してからリオのカーニバルに行く自分が全くイメージできなかった。若い時に行かないとダメだと思ったのだ。(リオのカーニバルは35歳の時に達成!)

◆ローゾーンからハイゾーンへ抜ける

僕はどうやってローゾーンからハイゾーンへ抜けたか。

その場を離れる、ということが一番シンプル。
この時点ではけっこう恨みのようなものを持ったまま離れることが多い。

そして何より才能が発揮できる場や、魂が喜ぶ場所へ行くことが大事だ。

魂が喜んだり、才能が発揮できて結果が出てくると
「感謝」ができるようになる。
だけど実際は持って生まれた才能と
以前の嫌な職場で嫌々身につけた技術や経験などが
100%生きて結果が出せるのだ。

そうなったときに本当の意味で
前の嫌な職場にも感謝ができるようになる。

◆ご縁が運んでくるチャンス

たまたまやったらよかった
ということも人生には多い

僕の体験で
たまたま親とか先輩に「やれ!」と言われたことを最初は嫌々やってたら知らず知らずのうちに才能を発揮してすごい結果になったことはけっこうあった。

親に無理やりつけられた英語の家庭教師
先輩に無理やり「やれ」と言われた応援団長

別の目的でやってみた仕事がたまたま才能をすごく発揮できる仕事で
「今まで感じたことのない楽しさ」を経験した。

綺麗な自然の中、こじんまりして人と人がすぐ仲良くなれる古民家風の高知のユースホステルには
ただそこで少しの間住んでみたい、と思ってやった仕事が
僕のエンターテイナーの才能(司会で皆を楽しませる)を開花させることになった。

なんかこんな感じだったな〜。

そしてそれを体系付けてくれたのが
「元祖才能学」だった。

*しかし、「やれ」と言われてやっても、やっぱり才能に結びつかずダメだったことの方が多いかも。(だけどその時、身につけた技術や経験は後で活きる)

◆まとめ


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A 今のシステムを使って困っている人を助ける仕事
B 今のシステムを使って人に豊かさを与える仕事
C 新しいシステムを使って困っている人を助ける仕事
D 新しいシステムを使って人に豊かさを与える仕事

をベースに考えると

Aの才能がある人がAの仕事をすると、とにかく楽しくて仕方がないので、うまくいかないことがあっても「おっ、そう来たか!これは改善のチャンスだ!ピンチはチャンス!」と思える。(ハイゾーン)

しかし、
Aの才能がある人がBの仕事をしていたり、
Aの才能がある人がCの仕事をしていたり、
Aの才能がある人がDの仕事をしていたりすると
うまくいかないことがあれば
「俺は正しいのになんでうまくいかへんのや!全部他人が悪いんや」(ローゾーン)
ということになる。
(うまくいかないのは才能が発揮できる場所にいないから、が本当の理由)

従って次の8つのことが
人と仕事の間に起こっている全てのことになる。(ちょっと極端な表現になっているが)

Aの才能がある人がAの仕事をして天職の道を生きているケース
Bの才能がある人がBの仕事をして天職の道を生きているケース
Cの才能がある人がCの仕事をして天職の道を生きているケース
Dの才能がある人がDの仕事をして天職の道を生きているケース
(以上ハイゾーン)

Aの才能がある人がBCDの仕事をしてお先真っ暗になっているケース

Bの才能がある人がACDの仕事をしてお先真っ暗になっているケース
C
の才能がある人がABDの仕事をしてお先真っ暗になっているケース
D
の才能がある人がABCの仕事をしてお先真っ暗になっているケース
(以上ローゾーン)

それぞれの皆さんはどのケースに当たるだろうか?
ローゾーンの人はガックリする必要はない。
なぜならどんな人間も必ずハイゾーンに行けるチャンスがあるからだ!

ハイゾーンに行った時、ローゾーンでの経験が必ず役に立つ。
だが、ハイゾーンに行くチャンスが来た時に
勇気を出してジャンプできずにずっとローゾーンに
いてはいけない。勇気を出してジャンプするのだ。
このジャンプのタイミングはおそらく人生で数回しかない。
だが、そこにつけこむ詐欺も多い。
(例えば一攫千金の話にのってしまうなど)

だからこそ
自分をよく知ること、
自分の才能についてよく知ることが
何より大事
である、
というのが才能学のメインアイデアなのだ。

3つ目の矢の「心の周波数」とは
要は自分の才能を活かせる仕事につけば
ハイゾーンになり
才能を活かせない仕事をすれば
ローゾーンになるということ。

心の周波数を努力次第、気持ち次第で変えれる、というのは
才能を活かせる場に自分が移動する
という意味なのだ。


明日は「周波数と天職ゾーンの関係」について
さらに細かく見ていくことにする。


 




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◆著者プロフィール

 Tadashi Shichijo / 京都生まれ東京在住。元公立中学英語教師&世界中を旅する。人生は舞台!「生まれてきてよかった!」という一生を支えるエクスタシーの瞬間をひとりでも多くの人に味わってもらうために才能発見、天職開発の仕事をしています。7次元舞台製作プロダクション銀座七海人代表。暖かい季節は野外系パーカッショニストもやっています。東京下町を自転車やバイクでぷらぷらするのが好き。
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人間の天職分野はおおよそ16に分けることができ、全ての人が少なくとも16の中のどれか1つの分野で発揮できる才能(特殊能力)を持って生まれてきており、そのパフォーマンスの特徴は一生変わることはない、という右脳左脳理論と次元論をベースにした才能学である。
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