最近飛行機に乗ることが多い。

今回の鹿児島往復も
席は基本通路側。
ipodに映画を2本入れていき
フライトの間は映画鑑賞。

今回の映画は
どちらも期待はしていなかったが
期待しないで
いい映画に出会ったときの感動は
すごく大きい。

復路で見たのは
久々のいい映画だった。
 感動をシェアせずに独り占めしようかなと
思ったけど
溢れ出てしまった感じなので
少しだけシェア。
ネタバレになったらゴメンなさい(笑)
IMG_20170615_082440
*ジェットスターを代表するLCCには基本「モニター画面」がないから本を持ち込むか、スマホに映画を入れていくのがお勧め。

◆ボケとツッコミ

The Intouchables 邦題「最強のふたり」という
実話に基づいたフランスの映画。
mig
*image off the net
こんな解説もあります。
http://youpouch.com/2013/04/04/113008/
車椅子生活の大富豪の世話係の仕事を
スラム出身の黒人の若者がする中で
いろんなことが起こるんだが
スラムの生活の文化からすると大富豪の文化が
ギャグに映るところの表現が最高(笑)
漫才でいうとボケとツッコミの型が見事に成立している。

しかしこれは主人公の2人が
「相手が誰であろうと自分の感覚を
そのまま表現できるという人間力」が
あって成り立つ話なので
才能学から見ても
なかなか存在しない関係性になる。

ただすごいところは
全く違う文化背景や考え方を
お互いが認めていくところが
ドラマティックなる所以なのである。

フランスはどうか知らないが
僕がアメリカにいたときに感じたことで
アメリカの黒人文化の中には
「お互い遠慮しないフランクさ」
ってのがある反面、
白人の人たちからは「すごく気を遣われる」っていう
イメージがある。
黒人たちは、すぐ一人の人間としてフランクに扱ってくれるが
白人の人たちはいつまでも「お客様扱い」をしてくるって感じ。
(飽くまで僕個人の感想)

基本、多数派は型(階層)を崩れないように大事に扱い
少数派は本音ぶっちゃけトークで行くしかない
というところがあるような気がしてならない。

◆EW&F

黒人の若者が好きな音楽として
EW&Fが出てくる。

EW&Fは
僕も高校時代からファンで
アルバムは全部持ってるし
一度大阪ブルーノートで
フィリップベイリーと握手しながら
話したこともあるくらいなのだ。

本当に何度も何度もレコードが擦り切れるほど
よく聞いていたのがEW&F。

映画の中に出てくるアースを聞いたのは
実は生まれて初めてだったが
なんか「自分の息子が大舞台にでて活躍している」ような
不思議な気分になった。

*作品の冒頭に出てくるEW&F "September"

◆フランスという国

実はフランスには行ったことがない。
ヨーロッパはアフリカに行く途中トランジットでイタリアのミラノに
1泊だけしかしたことがない。
なぜか昔からヨーロッパには全然興味が湧かない。

僕の視点は常にマイノリティ目線なので
むしろ「植民地から搾取して豊かになったんでしょう〜」っていう感覚しかない(笑)
(ヨーロッパの全部の国がそういうことでもないんでしょうけど)

しかしこの映画を見て
フランスで生まれ育ってたら
大爆笑していただろうな、
という場面もけっこうあった。

日本で言えば
みんな知ってる「サザエさんの歌」みたいな
そういう感じのネタがたくさん出てくるのだ。

わからないんだけど、そんなことを想像しながら見ていると
ipodでヘッドフォンしていても
一人で「グフフフフフ」って思わず笑い声が漏れるくらいになる(笑)

すごくいいフランスの映画だったけど
でもフランスに行ってみたいな〜とは
相変わらず全然思わない(笑)

◆映画館で映画を見る

今回本当に思ったのは
ipodで一人でこっそり映画を楽しむのもいいけど
映画館で他の人たちと一緒に
同じ箇所でゲラゲラ大笑いしたいなー
ってこと。

漫才とか落語とか聞きにいけば
そういう感じになるんだろうか。
(お笑いライブに行ったことがないのでわかんない。。。)

また広島や阪神の応援歌を覚えて
スタジアムに行って声を合わせて応援するのも
似たような感じになるのかな。
(これもやったことがない。。)

映画館で映画を見るっていうのは
いい座席で大きいスクリーンで見るだけじゃなくて
会場の他のお客さんとの一体感を感じられることが
けっこう大きいんだ!と改めて思った。

これはおそらくブロードウェイでミュージカルや
ハーレムのアポロ劇場で感じた一体感に似たものがある。
もちろんリアルタイムの演技じゃないから
舞台役者との一体感は映画にはない。

◆まとめ

才能学的に最後はまとめるが
意見や価値感や文化背景が違っても
それをお互いに認めていくことができると
本当にすごい世界になっていくな〜ってこと。

そうするためには
一緒に時間を過ごして
語り合うことしか方法は
ないんじゃないかと思う。

今、巷のセミナーなどで
「みんなの前で自分の人生を語る」みたいなのが増えてきたが
僕はそれを大学の寮生活の時にやっていた。
やっていたというか、当時の寮にはテレビもなければ
ゲームも、もちろんインターネットもない時代。
何かするとすれば貧乏学生にとっては話をするしか娯楽がなかったのだ。
(お酒も高級品でなかなか買えなかった)

寮の友達は日本中から集まっており、特に同じ階の同級生とは何度も何度も夜を徹して語り合った。
自分の生い立ち、親、友達、先生、学校などのことから始まり
何が許せなかったか、何が嫌いだったか、というのを
お互い語るうちに「へ〜、そんな家もあるんだ」みたいになり
「自分の家はそんなに悪いほうじゃないな〜」とか思ったり。

特に一回生の頃は先輩には呼び出され酒を飲まされてよく説教もされたけど
なんというかこの時代に「その気になれば朝まで逃げずに誰とでも話ができる」という根性が
身についたんじゃないかって思ったりする。

僕は運良く、そういう経験があるのだが
今周りを見てみると、そういう経験をしてない人の方が
多いのかな?って思ったりもする。

一緒にいて語り合う時間ってのが
今の世の中少ないのかも。
よーく考えてみると
いろんな娯楽に時間を奪われているからね。

まあとにかく
The Intouchablesはいろんな意味でお勧めです。
時間見つけてぜひご覧になってください。


◆僕が定期的に通っているところ

*トリガー鍼灸・整骨院(東京・大井町)*体の痛みを取ることにかけては日本最高水準。
J1鹿島アントラーズで6年専属トレーナーをしていた凄腕の小池院長が主宰しています。
http://trigger-therapy.com/
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ラグビーで痛めた膝と五十肩を完璧に治して頂きました!今は月1の体のメンテナンスに行っています。

◆僕が指針としているもの