「諦めなければ夢は叶う」
これは本当だと思います。

ただポイントになってくるのは
人にはそれぞれ
簡単に諦めてしまう物事Aと
絶対に諦めることができない物事Bと
最初からどうでもいい物事Cの３つが
あるということです。

結論から言うと
物事Bを選ぶと
自動的に諦めないので夢は叶います。

物事Aを選ぶと
ちょっと嫌なことがあると
自動的に途中で諦めてしまいます。
そこまでしてまでやりたくない
って感じ。

物事Cはやりはじめて面白いっ！
ってなることに出会えれば
知らぬ間にやり続けていて
知らぬ間に有名になっていた、とか
それで食べていけていた
みたいなことが起こったりします。

◆簡単に諦めてしまう物事A

例えば僕は昔スキューバダイビングを
していたことがあった。
海の宇宙に感動してインストラクターになりたい
と思っていた時期もあった。

オープンウォーターから
アドバンス、
レスキューまで順調にステップアップ。

ダイビンググッズは全部揃えて
カリブ海からアフリカまでけっこうな場所を旅して
そこで潜る経験をして
そのあたりまでいくと
あとはアマチュア最高峰の
マスタースクーバダイバーになるか
インストラクターになるかの
どちらかしかない。

が、そのあたりまで来て
実は僕はある違和感を感じていたのだ。

◆違和感（１）

いや〜タツノオトシゴがいたね〜
などと他のダイバーたちは盛り上がりまくりだが
僕は全く何の感動もない。
魚が好きなんじゃなくて
海の雰囲気や
ダイバーだという自分の雰囲気や
海の中が宇宙に感じる様が好きだったのだ
ということに気づく。
インストラクターになって魚の名前を覚えて
お客さんと「おおー◎◎エビがいましたね〜」って
一緒になって感動などできない、と思っていた。

◆違和感（２）

少し風が吹いて寒さを感じて
船が揺れると
体調がすぐ悪化して
マーライオンになってしまう
という体質。

食事を工夫したり
酔い止め薬を飲んでも全くダメ。

こんなことでは
お客さんの面倒を見る側の
インストラクターになれるわけがない。

こういう２つの理由で、
ダイビングのインストラクターになる夢は
スパッと諦めることができたのだ。

◆絶対に諦めることができない物事B

これはなんと言っても
自分らしくいたい
という魂の叫びの部分だと思います。

自分らしくいる
というのは
本当の自分を表現できている
という状態。

僕は◎◎が好きです。
だから◎◎という仕事をしています。

みたいな感じ。

僕は◎◎が嫌いだけど
生活するために我慢して◎◎しています
では本当の自分の表現にはならない。

◆まとめ

簡単に諦めてしまうようなことは
さっさと諦めてしまったほうがいい。

これは
ヨドバシカメラでウロウロしていて
これ欲しい！！！！と思っても
３日経てば「欲しい」と思ったこと自体
すっかり忘れるようなこととよく似ている。

本当に欲しいものって
ずっと頭の中にあるものです。

それと同じで
本当になりたい自分とか
本当に叶えたい夢などは
「ずっと頭の中にあって離れない」ようなもの。

そういうものを自分の中で選別して
思い切って「欲しい！」と言って
行動に移すのです。

そうすれば
諦めなければ夢は叶う
が実現します。

＊「朝陽を浴びる会」からの帰り道の新橋駅にて。

昨日ネットで見たある言葉が心に残っている。「したい人、１万人。始める人、１００人。続ける人、1人。」意外とそんなもんだと思います。だから何かを「続けている人」は、お金を払う側でも、お金をもらう側でも、どちらもたぶんそれなりに自信を持ってよいのだと思います。

＊ネット記事より転載

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◆著者プロフィール

Tadashi Shichijo / 京都生まれ東京在住。元公立中学英語教師＆世界中を旅する。人生は舞台！「生まれてきてよかった！」という一生を支えるエクスタシーの瞬間をひとりでも多くの人に味わってもらうために才能発見、天職開発、メンタルトレーニングの仕事をしています。日本才能学研究所所長。７次元舞台製作プロダクション銀座七海人代表。夏場はアフリカ系ブラジルパーカッションAlawodudu主宰。冬場は暖かい海外へよく行きます。東京下町を自転車やバイクでぷらぷらするのが好き。
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