目標は設定するものだけど
夢は設定するものだろうか?

僕は「夢は設定できるもの」ではないと思う。

つまり、夢がない人、夢が持てない人が
意図的に夢を持つなんて不可能ではないか?と
思うのである。

◆夢の条件(1)

夢は、あるとき、何かに影響を受けて
ポンっと生まれるものだと思う。

特にに出会って
あんな人になりたい!
とか
こんな場で活躍できるあんな人になりたい!

っていうふうに
なるものかと。

夢はある環境下で奇跡的に生まれるもの。

一目惚れの感覚に非常に近いものだと思う。

そう考えると、「夢がある」ということ自体、宝みたいなものになりますね。

うーん、と考えて、「よし、これを夢にしよう!」と
いうようなものではない、ということになる。

「うーん、よし、あの人に一目惚れしよう!」ではおかしいですからね。

◆夢の条件(2)

それでいて
すぐにはそうなれないもの

が夢になる。

ちょっと努力するだけでなれるものや
ちょっとお金を貯めたらできそうなことは
夢ではなく小さな目標になります。
もちろん夢を叶えるために小さな目標設定と達成を
積み重ねる、ということは大事なことです。

昔テレビで子役タレントの
「イルカと一緒に泳ぐ夢」をサプライズで
叶える企画の番組があったのを覚えているけど
本人何の努力もせずにテレビ企画で叶えてもらった
って感じで、本人もそんなに嬉しそうじゃなかった。

やっぱり長い時間をかけて努力して努力して努力して
そして自分ひとりの力では足らないところを
誰かになんとか助けてもらってようやく叶う夢って格別じゃないですか。
道のりが長いほど叶ったときの感動も大きくなる。

だけど、例えば、ある大学に受かるのが夢で
努力して受験勉強していたけど、
親が裏で裏口入学の手配をしていたとなると
こりゃやっぱり嬉しくはないでしょ、って思うわけです。

◆夢の条件(3)

それでいて、
いつも夢が頭の中にある状態だとすると
それは本物の夢である、と言うことができる。

眠る前も、目が覚めた後も
食事をしている時も、
トイレにいるときも、
道端を歩いているときも、
電車に乗っているときも、
いつもそのことばかり考えている、
というのが本物の夢だ。

あれ?おれの夢なんだっけ?
って思い出さないといけないようなレベルのものは
夢とは言わないですね。

成功哲学でノートに書いた目標を毎日見て潜在意識に入れよう
という手法があるけど
それは「忘れるから毎日見ましょう」ということになっているだけ。

もともとそんなに濃い夢じゃないから
そうしないといけない。

もともとめっちゃ濃い夢は
寝ても覚めてもいつもそのことばっかり
頭の中にあるようなものになるのです。

◆僕の夢

中学時代だったでしょうか、
絵葉書か何かで見たマンハッタンの摩天楼の夜景に
ビビビッと衝撃を受けて忘れられなくなった。

いつかニューヨークに行ってみたい!
という「夢」になった。

そういえば
でっかいニューヨークの夜景のポスターを買ってきて
部屋に貼ってたし、
社会の授業の提出物には
ニューヨークのマンハッタンの夜景のイラストを描いたこともあった。

僕の家は貧乏だったので
「海外旅行に連れて行って」など親に言えるはずもなく
自力で行くしかない!っていつも思っていた。

そして「英語が話せないといけない」と思って
大学は英文科を選んだと言ってもいいかもしれない。

ニューヨークに関する本もたくさん読んだな〜。

そして24歳の秋に、
アメリカ大学留学という形で
僕はアメリカ大陸に初上陸して
その冬についにニューヨークを訪れることができた。

大学のあった南部の街から
車でアパラチア山脈を越えて
山を下って下って下ってやがて目の前に
マンハッタンの夜景が見えてきたときの感動を
今も忘れることができない。

10年越しの夢が叶った瞬間だった。

そしてニューヨークだけは
一度体験したらもういいや、って感じにはならずに
何度も訪れたい街になった。

世界中の人種、文化、宗教が集まって
夢に向かって切磋琢磨している街。
本当の自分らしさを出してよい街、むしろ出さないと生きていけない街。
そしてエンターテイメントの都。
好きなブラックカルチャーの最先端の街。

めちゃくちゃ肌が合った。

結局今まで
29回訪れるほど
大好きな街になった。

こうなるともう僕の人生の一部になってますよね。
ニューヨークなしの人生を僕は語ることができない。

そしてたぶん、ニューヨークの素晴らしさを次世代に伝えていかねばいけない使命があるのだと思う。だからこそ、夢を叶えさせてもらうことができた、と考えるしかないのである。
DSC00085
*去年の2月に撮影(29回目のニューヨーク/Times Square)

◆夢が持てない人

一度夢を持って
途中でそれを諦めた人がいるかもしれない。

また夢を持てばいいと思う。

それとは違って
もともと「夢などない人」も才能学には多く存在する。

そういう人は
目の前のできることをひとつひとつやっていくとよい。
気がついたら後ろに道ができていた、って感じになるし
そういう生き方は「夢を持つ人生」とタメを張れるのだ。

◆まとめ

「夢」は神様から奇跡的に賜るもの、と言える。

持とうと思っても簡単に誰もがいつでも持てるものではない。

従って、
もし「夢」を持てたなら
それは「選ばれた人」であると言うことができる。

だから
夢を持てた人は
「夢を実現させる」ことが使命、仕事、天職になる。

なぜなら
その夢を追う姿は他の人を勇気付けるし
夢を実現させることで
他の人は「夢って叶うんだ!」と信じることができるようになるから。

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Tadashi Shichijo / 京都生まれ東京在住。元公立中学英語教師&世界中を旅する。人生は舞台!「生まれてきてよかった!」という一生を支えるエクスタシーの瞬間をひとりでも多くの人に味わってもらうために才能発見、天職開発、メンタルトレーニングの仕事をしています。
日本才能学研究所所長。7次元舞台製作プロダクション銀座七海人代表。夏場はアフリカ系ブラジルパーカッションAlawodudu主宰。冬場は暖かい海外へよく行きます。東京下町を自転車やバイクでぷらぷらするのが好き。
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