------------------------------------------------------------------------------
✨才能発見・天職開発の個人セッション詳細はこちら!✨
------------------------------------------------------------------------------
昨日のブログでは
僕のかつての仕事で2度起こったことがある
才能フル活用の
もうこれさえできればあとは何もいらないモード

の1回目「宿毛ユースホステル時代」の話をした。
今日はその2回目「教員3年目時代」の話です。

◆教員3年目で初のクラス担任

教員になって
1年目と2年目は副担任だった。

1年目は本当に生徒指導がうまくいかず
クラス全員から「帰れコール」をされたりして
教員生活は終わった!とか思っていた。

ところがこの事件が
生徒の気持ちを掴むには?
人間とは何か?
自分を変えるためには?

というテーマで独自にモーレツに勉強しはじめるキッカケになり
そこで今の仕事「才能学」にも出会うことになる。

2年目は
いい担任の先生のおかげで僕は自信を取り戻し
3年目にようやくクラス担任を任されるようになった。

◆アドラー心理学

2年目の冬頃だったと思う。
ある職員会議で絶対ケンカしないであろう二人の先生が大ゲンカになった。
一人は生徒指導バリバリの柔道部の顧問の先生でもうひとりはおとなしい美術の先生。

おとなしい美術の先生が
なぜあそこまで食い下がったのか?

後で僕はその先生に話を聞きにいった。
すると実はこの本を読んだんだよ、と
いう話をしてくれた。

それがアドラー心理学をベースにした
「クラスマネージメント」という本だった。

その本を貸してもらい
僕は食い入るように読んだ。

そしてあまりに素晴らしい内容だったので
初の担任クラスで
無謀にもこれを試してみよう!
と思ったのだ。

ホント、後先が考えられない「おバカ右脳系」まるだしである。

◆週に1度のクラス会議

ざっくり言うと
(1)クラスの決まりごと(ルール)は週に1度のクラス会議で決める。
(2)教師はファシリテーターに徹する。
(3)決めたルールに問題があれば次の週のクラス会議で改善する。
という感じだ。

ただとても大事で難しいところは
どんな生徒でもクラス会議で発言できる雰囲気を教師が作る

というところだった。

普通のクラスというのは
変なことを言う生徒がいたら教師が叱って黙らせる。
または
発言力の強い生徒がクラスを仕切ってしまい
発言力の弱い生徒が萎縮してしまう、
という感じになるからだ。

◆どんな発言でも本当にいいのか?

僕はクラスがスタートした一番最初の日に
クラスのルールはできるだけ生徒だけで決めるようにすると公言。

まずはその日、
「掃除の班をどう決めるか」からクラス会議をスタートした。

掃除の班なんて、本来わざわざ決めるほどのものでもない。

が、何事も最初が肝心。

先生(僕):掃除の班を決めたいけど、どう分ければいいか意見ください。
生徒A:ふつうの6人の班がいいです。
僕はそれをそのまま黒板に書く。
僕:他にないですか?
生徒B:縦の列で分ければいいと思います。
僕:縦ですね〜(とそのまま黒板に書く)
生徒C:はーい、横の列がいいと思います。
僕は横と書く。

このあたりでクラスがザワザワしてきた。

僕:他には〜?
生徒D:斜めがいいと思います。

ここでクラスが失笑。

ふつう斜めで班分けをするなんてありえない。
そんなの聞いたことがない。

こんな馬鹿なことを言うと
自由に意見を言っていいよ、と言った先生でも
怒るだろう、と思ったのかもしれない。

僕もそう来るとは思ってなかったけど
そのままいくしないと思って
「はい。斜めね〜。」とそのまま黒板に書く。

ここでクラスは大爆笑。

先生、ホンマにそのまま書くんや、と生徒は思ったことだろう。

で、意見が出なくなって
このうちのどれがいいかを多数決で決めるというのが
クラス会議のルールだ。

そして多数決の結果
なんと掃除の班は「斜め分け」に決定したのだ。

生徒は
さすがに斜め分けで掃除はしないだろう、
「ふざけるのもいい加減にしろー!」
と言うだろうな、と思っていたかもしれない。

ところが「アドラーの本」の教えに従って
僕は「では斜め分け班で掃除します。」
とそのまま掃除をスタートさせたのだ。

そのとき、僕は生徒の最初の信頼を勝ち得たと思った。

生徒はビシーっとなんの問題もなく掃除をしたのである。
なぜかというと自分たちで決めたルールだったから。
彼らの雰囲気に「誇り」さえ垣間見えたような気すらしていた。

◆毎週のクラス会議は大爆笑

毎週1回、クラスのことを話す「学活」という時間があって
そこで毎週クラス会議をした。

クラス会議自体のルールはあった。(アドラーの本に記載されていた)

(1)この1週間うれしかったことを発表する(クラス全体でも個人的にでもよい)
(2)この1週間で困ったことを発表する
(3)その解決策をみんなで考える
(4)人の意見を批判しない
(5)その代わりに自分の意見を言う

その前提が教師が生徒の意見を批判しない態度であり
これが実に難しかったが僕はそれを徹底したので
いろんな子がいろんなことを言える雰囲気が出来上がっていった。

例えば
「困っていること」の中に
冗談なんだろうけど
A君が「B君が叩いてくるので困ってます」と言うと
僕はそのまま黒板に書くのである。
B君が次に対抗して「 A君がぺろぺろとなめてくるので困ってます〜」と冗談で言うのだが
僕がそのまま黒板に書くとクラスは大爆笑!

ずっとそんな調子だったので
涙を流して腹をかかえて笑う生徒続出って感じだった。
(舞台人のエクスタシーポイントであるリアクションだらけという訳です)

で、解決策をまたみんなで意見を出し合って考えて
それで1週間やってみよう、
でまた来週それでもまだ困っていたら
違うやり方をみんなで考えよう
という具合だった。

生徒たちは本当にみんな自由でのびのびした感じになり
クラス内での揉め事やケンカは1年を通じて覚えている限りでは1件しかなかった。

この1年は本当に毎朝学校に行くのが楽しくて楽しくて仕方なかった。
それこそ、もう他に何もいらない、という感じだった。

このクラス会議のことが生徒からの口コミで学年中に広がって
「七條先生はめちゃ面白い先生」っていうふうに思われてしまって
どの英語の授業でも僕らしさを全面に出すことができて
毎日漫談しに学校へ行ってたような気分だった。

ところが次の年からは
授業数削減の煽りを受けて
自由に使える学活というものがなくなり
僕は翼をもがれた鳥のようになってしまい
そこからの教員生活は苦しみの連続だった。

◆まとめ

宿毛ユースホステル時代と
教員3年目時代に存分に感じることができた
「リアルタイムの人の反応」というエクスタシーポイントだったが
やはり「ある条件下」という制限がどちらもあった。

僕はそれからというもの、
この「条件」を他力本願ではなく
自分で作っていけるようにしたいと
無意識でずっと思ってきたのかもしれない。

今の才能学の仕事は
今までの集大成ということもあるが
何がいいかというと
(1)言いたいことが言えるのでストレスがない(ブログでも講演でも)
(2)行きたいときに旅に出られる(昔は人の目をめっちゃ気にしてた)
(3)苦手なことや嫌なことをしなくていい環境(確定申告くらいはしますが)
(4)苦手な人や嫌な人と一緒にいなくていい環境(自営業の一番の強み)
(5)なによりセッションや講演でリアクションがある(エクスタシーポイント)
ってところですね。

でも一番見たいリアクションは
関わった方々の人生が開いていく瞬間ですね。
だんだん蕾が膨らんでいって
花が一夜で満開になる様子をなるべくたくさん見たいですね。

また今年12年目のアフリカ系ブラジルパーカッションのバンドも
言ってしまえば「リアクションだらけ」の活動でめちゃ楽しい。
ただ、太鼓を管理したり運搬をしたりフェス側の方たちとのやりとりなど
全部自分でやらないといけない、というところはあるが
それさえ自分でやりつづければ、この活動は続けていける訳だから
舞台人としてめっちゃ幸せであると言うことができる。

才能学16分野それぞれに「特殊能力」と「エクスタシーポイント」がある。
エクスタシーポイントさえ手に入れれば
無限に湧き出てくるエネルギーを感じながら人生が送れる。
どんどん若返えっていきますね。
thumbnail_IMG_20170127_174200_Fotor
*今はかなり自由に旅に出れる環境。でも教員時代にやっととれた休みに旅に出ていた時の方が一生懸命「旅の時間」を味わおうとしていたような気がして、どっちが本当はいいのかがよくわからない。(写真はタイのクラビ)

◆「天職16分野パーソナルチェック」のお申し込みはこちら

【天職16分野とは】
人間の天職分野はおおよそ16に分けることができ、全ての人が少なくとも16の中のどれか1つの分野で発揮できる才能(特殊能力)を持って生まれてきており、そのパフォーマンスの特徴は一生変わることはない、という右脳左脳理論と次元論をベースにした才能学である。
詳細&お申し込みはコチラからお願いします。

◆著者プロフィール

Tadashi Shichijo / 京都生まれ東京在住。元公立中学英語教師&世界中を旅する。人生は舞台!「生まれてきてよかった!」という一生を支えるエクスタシーの瞬間をひとりでも多くの人に味わってもらうために才能発見、天職開発、メンタルトレーニングの仕事をしています。
日本才能学研究所所長。7次元舞台製作プロダクション銀座七海人代表。夏場はアフリカ系ブラジルパーカッションAlawodudu主宰。冬場は暖かい海外へよく行きます。東京下町を自転車やバイクでぷらぷらするのが好き。
詳しいプロフィールはコチラ

◆メルマガを発行しています

才能学.com 日本才能学研究所発行のメールマガジンです。様々な話題を中心に不定期でお届けします。登録はコチラ

✨✨✨【生き方4.0】✨✨✨
1.糖質制限
2.ロイヤルタヒチのノニジュース
3.太陽の光を浴びる
4.天職を持って生きる(自然体/等身大で生きる)
*糖尿病(血糖値320/a1c11.2)を①薬なし②糖質制限③ロイヤルタヒチ100%ノニエキスで3ヶ月で治した経緯を全てこちらにまとめています。

◆スパルタ書道家の高宮華子先生がブログで「才能学との出会い」シリーズを執筆してくださっています。http://naminchu.blog.jp/archives/74077780.html

SELECT SHOP

◆僕が毎日使っているもの


 

◆僕が定期的に通っているところ

*トリガー鍼灸・整骨院(東京・大井町)*体の痛みを取ることにかけては日本最高水準。
J1鹿島アントラーズトップチームで6年専属トレーナーをしていた凄腕の小池院長が経営しています。
http://trigger-therapy.com/
21
ラグビーで痛めた膝と五十肩を完璧に治して頂きました!今は月1の体のメンテナンスに行っています。
*鹿島アントラーズの本拠地カシマサッカースタジアムの敷地内(6ゲート横)に分院「鹿島トリガーラボ」があります。
*アントラーズの試合日にはカシマサッカースタジアムのコンコースでクイックマッサージ院をオープンしています。

◆僕が指針としているもの