右脳系人間の僕は
実は「営業」ほど苦手なことはない。

僕の社会人1年目は公務員の教員だった。

言ってしまえば
毎年新1年生がドバッと入学してくる。
商売っぽく言えば営業を全くしなくても「安定した新規顧客」
が毎年勝手に向こうから入ってくるっていう感じ。

◆大手学習塾時代

僕は教員を辞めたあと、いろんな仕事を経験したが
大手学習塾の教室長をやっていた時期もある。
そのときの一番の仕事が「ノルマ達成」だった。

めっちゃ嫌でしたね。

どうすれば「新規顧客を安定してゲットできるか」
ということと同時に
「どれだけ辞めさせないでいられるか」
ということもすべて数値化されて本部で管理された。
ノルマにいかないと、いつクビを切られるか、っていう
恐怖に支配されながら仕事をしていたと言っていい。

当時、その全国200店舗以上を持つ大手学習塾は
全体として年15%づつの業績アップを目指していて
そこから降りてくる数字が各教室のノルマに充てがわれていた。
通常は1週間に対する数字が降りてきていたが
ひどいときは1日に対する数値が設定されることもあった。

何が大変って
数値の整理や報告をする手間と時間が
けっこうなストレスだった。

訳のわからん集計表をエクセルで作るのが好きな人が
本部にいて、その不具合に対する連絡報告とかで
すごい時間をとられて
それ自体がストレスになっていた。

営業の研修もすごく多くて
平気で時間外に召集もされた。

会社の方針としては(もちろん表向きには言ってないが)
長く働いてほしいから就労環境を整えようというより
馬車馬みたいに働かせるだけ働かせて、使える奴だけ残して
あとはどんどん切っていく、というやり方だった。
ので、当時の離職率は80%を超えていた。
100人社員をとったら1年以内に80人が辞める、
というブラック振りだった。

よその学習塾のシステムを見てみたら
4〜5人でやるべき業務をうちでは一人の教室長に
やらせている、という部分がありましたからね。
もうスーパーマンでしかできないじゃん、って
感じでしたよ。
(学校の先生もスーパーマンでしたけど、ちょっと意味が違う)

右脳系人間の僕からすると
とっても酷いところだったけど
左脳系人間にとっては
そうでもないということが
そのうちわかってきた。

やっただけの成果が
見える形で返ってくるということを
楽しさとして捉えられる人にとっては
とっても楽しい場所だったのだ。

だから「ノルマ達成」に対して
燃えまくっていた人(他の教室長たち)もけっこういた。

ここで僕が学んだのは
どうすれば会社が
目標通りに業績をアップすることができるか
という「巧妙なやり方」だ。
*詳しく知りたい方は才能学の定期コースへぜひ!

僕はこれをダークサイドのフォースであると
言い切ることができる。

ダークサイドって悪いイメージがあると思うけど
お金に関することはすべてダークサイドの事象。

だから、お金儲けをする人、商売をする人、お金に関わることをしている人、
もっと言えば
お金を稼ぐことで現実世界で生活している人は
すべて「ダークサイドゾーンにいる」という自覚が必要だと思う。
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*ダークサイドのフォースっていわゆる「見える世界」のこと。一方、フォースは「見えない世界」のこと。フォースは「氣」「自然体」「一体感」とよく言われ、それに反してダークサイドは「執着」「怒り」「洗脳」「損得」などと言われる。が、両方あってはじめて「人間」なのでどちらかを否定することなど本来できないのである。要はバランスが大事なのだ。(image off the net)

◆近江商人

近江商人の教えで有名な「三方よし」がある。
「自分よし、相手よし、世間よし」

学習塾に置き換えると
・本部(経営陣)よし
・株主よし
・社員よし
・アルバイトよし
・顧客よし

となる。

が、実際僕のいた学習塾は
・本部(経営陣)めちゃよし
・株主 めちゃよし
・社員 使い捨て
・アルバイト 飼い殺し
・顧客 どうでもいい

って感じだった(大汗)
だからブラックなのだ。

あと面白いのは
右脳系人間が経営をすると
意外と次のようになることが多い。
・本部(経営陣)ギリギリ食べれるだけあればいい。
・社員には高給を!
・アルバイトにも高給を!
・顧客満足度が100%であることが何より大事!

言ってしまえば
これもブラックであると言える。

ブラックは「偏っている」というふうに
意味を置き換えてもいい。

ダークサイドとブラックは違う。
ここの差を理解することが大事。

ダークサイドゾーンでも
「三方よし」でいければいいのである。

「三方よし」というのは
どうしても長く商売しているとブラックに偏ってくるので
そうならないように、「三方よし」になるように
常に自分(経営者)を戒める姿勢を忘れないでおこうぜ!

という近江商人たちの合言葉だったのだと思う。

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 Tadashi Shichijo / 京都生まれ東京在住。元公立中学英語教師&世界中を旅する。人生は舞台!「生まれてきてよかった!」という一生を支えるエクスタシーの瞬間をひとりでも多くの人に味わってもらうために才能発見、天職開発の仕事をしています。7次元舞台製作プロダクション銀座七海人代表。日本才能学研究所所長。暖かい季節は野外系パーカッショニストもやっています。東京下町を自転車やバイクでぷらぷらするのが好き。
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