才能学を突き詰めれば突き詰める程に
怖さが増してくる。

自信を持って話せることが狭まってくる。

なぜなら
その他のスペシャリストたちに
出会っていくと
その分野に対して
安易にモノが言えなくなる。

井の中の蛙とはよく言ったもので
井の中だと自分が王様になれて
なんでも好きなことを言える。

だけど大海に出ればそうはいかない。
本当にスゴイ人たちが大海にはいる。

自分が小さかったことを
思い知らされる。

世に出て勝負するってことは
「自分が小さいことを思い知らされる」
ということと同義だと思う。

いつまでも王様でいたいなら
ずっと井の中にいるほうがいい。

東京に出てプロの漫画家を目指したりせずに
岐阜の田舎町で農協に勤めてる方が幸せかもしれないってこと。
（NHKの朝ドラネタです）

◆無知の力（ちから）

いろんなことを
知らなかった時代は
何にでもチャレンジできた。

僕も
教育とか
スポーツとか
モノ作りに
手を出してきた。

しかし「知らない」ってことは
とても大事なことのように思う。

怖さを知ってたら
きっと誰もやらない。

怖さを知らないから、、
「できるやん〜♫」
って思うから
やり始めることができるんだと思う。

怖さを超えてきた大人は
そういう若者を見て
お前は考えが甘い
と言う。

なんとか甘い考えを正そうとするかもしれない。
だけど
甘いのが若者だ。

バカボンのパパじゃないけど
それでいいのだ。

で、そういう若者もやってるうちに
怖さがだんだんわかってきて
壁にぶちあたって
努力して乗り越える者もいれば
嫌になって逃げ出す者もいる。

ダメだと思ったら
度合いにもよるが
逃げるのは取るべき道の一つだ。
逃げると言わず卒業と言えばいい。
もうこれはお腹いっぱいって感じで。

でも
才能があると
怖さじゃなく
他の人が怖いと感じるところが
「喜び」に感じる。

こんな素敵な世界があったのかーと。

◆バカの価値

才能学で言う金運人や
僕のカテゴリーである舞台人に代表される魂年齢の若い人たちは
基本的に「バカ」だ。

バカ故に
実際にやってみて酷（ひど）い目に遭うまで
怖さがわからない。

一度怖い目に遭うと
もう同じことはやらないかといえば
そうでもない。
なぜなら「忘れる才能」も合わせ持つからだ。

だからそういう意味で
永遠にチャレンジし続けることが
できるのだと思う。

何度も失敗した後に成功がある。
失敗した数だけ成功に近づく。
だからバカ度が高い人間ほど
成功する確率も高くなるのだと思う。

バカになろう！っていうのは
頭脳派人間たちが自分たちを戒めるために言う言葉だ。
バカに「バカになれ」と言っても暖簾に腕押し。

＊この週末は浅草三社祭。日曜は神輿担いで来ます。

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5/21 夜７時　ネットテレビに生出演
7/1　昼　パーティーにて講演＠新宿