【2024年イベント情報】
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1/21(火):1月度右脳人会2025
1/28(火):1月度左脳人会2025
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本日は朝陽を浴びる会ですよ
西アフリカ横断第15話  アフリカのリズム

15 アフリカのリズム

アフリカがルーツの黒人たちが叩く太鼓はぜんぜんちがう。
DNAの中にリズムボックスを持っている。

アメリカでNBAの試合の中でチアガールの踊りが
あったのだがその中に1人だけ黒人がいた。

1・2・3・4という4ビートで白人チアリーダーたちは
ステップを踏んでいるが、その黒人チアリーダーだけ
「1」の前後に4つの「ねじり」が細かく入っていた・・・。
そう彼女だけ16ビートなのだ。

アメリカで黒人だけのゴスペルクワイヤーに参加したときも
それを感じた。4コーラスでハモりながら左右にハイスピード
でステップを踏みつつ裏打ちの手拍子をゴムのようなバネで
平気でやれる彼らを目の当たりにして、
「ぜったいリズムボックスが入っている」と
確信したものだ。

アフリカのリズムと言っても特別なリズムであると
言うわけではない。たまにあるのは7拍子とか11拍子
といった変則的なもので、やはりメジャーなのは
4拍子である。

何がスゴイかと言うと16ビートや32ビートになったとき
実に正確にビートを刻み続けることのできる肉体を持っている、というところなのだ。
なのでグルーヴの中でも「タメ」の
バリエーションが実に多く、また正確なリズムで
行われるので、我々が出せないようなリズム感を出せる・・
ということにつながるのだと思う。

どんな仕事でもプロの条件として

「細かさ」が求められるが、

そういう意味ではやはり黒人はリズムのプロだと
思うのである。


私が説教した男「アフリカ」は実にタイコが上手かった。
彼が連れいていってくれたナイトクラブで
4時間ぶっとおしの演奏の途中に何回かちがう男がタイコを叩いていたが
「アフリカ」を100とすると30くらいのレベルだった。

しかし電子楽器(キーボードやギター・ベース)と
一緒に叩くアフリカンドラムはどことなくオマケという
感じがしてならない。立場が弱い・・という印象を
受けたのが実は悲しくもあった。



ガンビアの安宿の横にはナイトクラブがあり、
毎晩9時から日替わりバンドで演奏があった。

よく聞こえたのでわざわざ入場料を払っていかなくても
済んだところがありがたい。

レゲエやアフリカのリンガラポップスなどに
必ずアフリカのタイコは付いていたが、
ある夜、純粋にタイコだけの演奏があった。

これはすばらしかった。
録音しておけばよかったと今でも思う。



音楽家が多く住み着いているダカールのゴレ島で
売店に入りファンタを注文すると、店の親父が
「日本人か?」と聞いてきた。そうだ、と言うと
ちょっと待て!!というジェスチャーをするではないか。

なんだ?なんだ?と思ってしばらく待っていると
売店の上の階段から日本人の女の子が降りてきた。

「どうも~」と挨拶を交わした彼女は
私が旅の途中に出会った二人目の日本人であった。
(1ヶ月で4人の日本人にしか会わなかった。。。)

彼女は「メグ」さんといい、大学を1年休学して
西アフリカを周っていて、このゴレ島にもう4ヶ月も
滞在してダンスを学んでいる、という。

「せっかくなんで住んでるところ見ますか?」
「喜んで!」

ということで彼女の住処へ。

そこは要塞のキャノン(大砲)の真下にあたり
弾詰めなどをしていたスペースを仕切り、
音楽家が住み着いているという。

私がそこに入っていったとき、ステレオから
音楽が流れてきていた。

と、思っていたらそれはステレオなんかではなく、
中に住み着いている音楽家が小さなアンプを使い
「コラ」というアフリカの伝統弦楽器を演奏していたのだ。

あまりに上手な演奏と砲台の下のあの場所独特の「響き」
のせいで、まるでCDのように聞こえてしまったのだ。

その音楽家は20代の男性で、有名なグリオの一家だという。

グリオと言うのは口承で一族の歴史を語り継いできた世襲の
職業の名前だ。さきほどの楽器「コラ」と共に歴史を歌にして
「曲」として語り継いでいるということだ。

その後、私の歓迎の意味をこめて「ドラム」を叩いてくれた。



「彼は生計はどうやってるの?」とメグさんに聞いた。

島の下の観光客が集まるレストランで演奏したり、
ダカールのナイトクラブで演奏したり、
お金持ちの白人の家の誰かの誕生会にゲストで
呼ばれたり・・ということで生活は成り立っているそうだ。

もちろん、材料を買ってきて「コラ」も「ドラム」も
彼の手作りで、それを買いにくる人も多いし、
「ドラムを教えてくれ」と欧米の有名ミュージシャンなども
たくさん彼の元を訪れるというから、これはやはり
とんでもない人に会ってしまった・・という感じだった。



ドラムの演奏のあと、彼は何気にかぶっていた帽子を
さかさまにして私の前に置く。

彼女は「200円くらいでいいと思いますよ」と。

なにはともあれプロ意識だった。


彼らと別れ、しばらく島内をぶらぶらし、港に戻ると
さきほどの彼がレストランにいるではないか。

食事をしている白人客に「コラ」を演奏して
歌を歌っている。さしずめ「流しのコラリスト」
であった・・・・が、どうも格好悪いし、音も悪い。

音楽は演奏する場所が大事だな・・と
改めて思う。

砲台の下は音楽演奏には最高!
旅の中で最も不思議な異次元空間だった。


コンサートのホールなども客ありと客なしでは
音が変わる・・というところを意識するくらい音楽の
プロと言うのは音に敏感である・・とよく聞くが、
そのことを考えると、
レストランで流しの演奏・・・ってのは
音楽家としてのプライドを考えたときに
耐え難いものがあるんじゃないのかな??と
思ったりもする。いくらお金のためとは言え・・・。



今回は陸路で西アフリカを横断したのだが、
随所ですばらしい雄大な景色に出会った。

サバンナの向こうに落ちていく夕日。

この世の楽園か・・と思わせるような水辺。

そんな景色にはアフリカのドラムがよく似合う。


なぜ神様がアフリカの黒人に「リズムボックス」を
体内に与えたか?

あたかも「地球の生命のリズム」を彼らの体を通して
世に送り出そうとしているかのようでもある。


いろんな「歪」がでてきているこの地球。


彼らが織り成す「リズム」が「地球元来のリズム」で
あるとするならば、人々がその演奏を通して体内に入れることで「歪」が矯正されていく・・・。

アフリカのドラムには「神とつながる(儀式)」ことや
「人とつながる(連絡手段)」の他に
病気を治すこと、という役割もあるのだそうだ。


知り合いのお医者さんで臓器に「音」を聞かせることで
病気を治す方がおられるが、アフリカンドラムにも
そういう効用が絶対ある、と私は思う。

スピリチュアル的に言えば
太鼓から出る「倍音」が体の各チャクラを刺激して
体のエネルギーを整える、といった感じ。

ということで少し宣伝。

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東京都目黒区西小山の音楽スタジオで
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画像1 メグさんとグリオの青年と「コラ」
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画像2 美しいゴレ島の町並み
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画像3 アフリカの子供は人懐っこい
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*ブログ記事とはちょっと違う角度から話した同じテーマの音声版も毎日更新していますのでぜひ。
(2つのプラットフォーム①Spotify ②stand.fm で同時配信中/同日中に更新予定)

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◆著者プロフィール

Tadashi Shichijo /
日本才能学研究所所長。才能学カテゴリーは右脳100%舞台人。学生寮生活、自転車やバイクにテントを積んで日本中を旅し、空手国体選手、米国留学、公立中学英語教師(柔道部顧問)を経て、世界20ヶ国放浪、映画会社・馬牧場・大手学習塾教室長・政治家秘書など遍歴して独立。アフリカ系ブラジルパーカッションチーム主宰。

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focus onシリーズ第一弾。

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